エスカレートしていくブラック企業
どうも地獄です。
この話は2016年の実体験をもとに書いています。
2か月後
ブラック社長
「悪いんだけど、出張行ってくれない?今回だけだから。」
僕は大の出張嫌いで、前職でもたくさん行かされていた。
もちろんそのこともブラック社長に話していて、出張はないと言うはなしだった。
1回目だから しょうがない気持ちで引き受けてしまった。
地獄
『わかったよ。』
期間は1ヶ月という話だったのでこんなのすぐ終わるかと思っていた。
さらに時は1ヶ月
ブラック社長
「もう1ヶ月延びたわ!」
僕は愕然とした。
1ヶ月で帰れると思ったのに…
給料も出張手当も付いていない。
心と体はこの時点で疲弊してしまっていた。
辞めたいけど辞めるっていう勇気が出ない。
ブラック社長は元格闘技をやっていて傷害の前科持ちで納得いかないことや、おかしいこと言ったら暴力で解決するような男だ。
出張に行くと全く知らない人と仕事をしなきゃ
いけないのでコミュ障の僕にはかなりきつかった。
唯一の楽しみが仕事から帰ってからのご飯と晩酌
この時点でクズ人間だなと今になって思う。
誰にも相談する相手もいなく只々時間だけが過ぎていった。
たまたま母に連絡することがあったので、母に今の現状を相談してみた。
地獄 『今の仕事すごくきついだよね。』
母
「今の時代働かせてもらっているだけありがたいんだよ。
辞めてどこ行くの?」
この人に相談した、僕が間違っていた。
そうだ!!僕が我慢をすればいいんだ。
この悪魔に心を買われたような考えでますますブラック企業に飲み込まれていくことになった。
続く